先端技術センターでの試作
スライサー
スライサーは複数枚(上図の試作品では24枚)のガラス板を積み重ねて研磨加工と鏡面コーティングをしたあと 、しかるべき角度に並べ替えるという手法で製作されます。並べ替えるときに非常に高い精度が要求されるため、並べ替えるための治具をナノレベルの加工が可能な先端技術センターの超精密加工機を用いて製作しました。上図左はスライサーホルダーに、この治具を取り付けた様子です。上図右はこの治具を用いて並べ替えたスライサーの試作品です。
瞳ミラー
先端技術センターのワイヤー放電加工機を用いて製作した瞳ミラーホルダーの試作品です。24個の穴にそれぞれ小さなミラーが入ります。丸い穴には球面ミラー、四角い穴には軸外し楕円面ミラーが入ります。写真では加工精度を測定するためにミラーの変わりに平行平面ガラス板が入っています。